このトピックではAUG-JPのWorkShopで行われている、O-1グランプリの問題の幾つかと解答例を数回に渡ってご紹介しています。第6回である今回は、前回出題した問題③の解答例を説明したいと思います。
もしこの記事から読まれて、「O-1グランプリって何?」という方は、是非、第1回の記事も参照して下さい。
出題意図と解答例
この問題の私の出題意図は以下の操作方法を知っているか?の確認です。
① 多角形(ポリゴン)の作図
② 効率の良いトリム操作
作図例の紹介では、1箇所ずつのトリム操作を紹介しました。この操作ですとトリムを5回繰り返さないといけないので、ご存知の方も多いと思いますが、対象オブジェクトの選択で、調整する交点を全て選択する様に交差窓で選択すると、効率良くトリム処理ができます。
調整為の交点が含まれるように交差窓にて選択します。
切り取る(トリム)する部分を連続でクリックします。
参加者の方の作図例とは違った、トリムを使わない別の方法をご紹介します。
- Polygon(多角形)コマンドで内接(I)、半径600mmを指定して五角形を作図する。
- Polyline(ポリライン)コマンドで五角形の頂点を結び星型を作図する。
- ①で作図した五角形を削除。
- Rectang(長方形)コマンドで、星型を囲むように長方形を作図する。
- Boundary(境界作成)コマンドを実行します。
- ダイログボックスが表示されるので、「島を検出」オプションにチェックが入っていることを確認し、点をクリックボタンをクリックします。
- 星型の外側かつ長方形の内側の点をクリックします。すると外側の長方形と星型の輪郭を認識します。
- 更に点入力の要求がありますが、右クリック、もしくはEnterキーを押して実行します。
- 外側の長方形と星型の2つの境界がポリラインで作られます。(ハッチングと同等のオペレーションです)
- 外側の長方形と②で一筆書きした、星型のポリラインを削除します。
- Circle(円)コマンドを実行し、[3点]オプションを指定して、星型の頂点3つを指定して円を作画します。
以上が紹介したいと思った作図方法です。境界作成のコマンド、円の3点指定での作図方法も覚えておくと便利だと思います。今回は星型を書く為にポリゴンを使用しましたが、円をDivide(分割)コマンドで分割しても星型を書く事ができますね。また、境界作成は詳細な図形の輪郭を作成するときに便利なので、詳細な図形から簡略図形を作図するときに私はよく使用しています。
以上で6回に渡ってのO-1グランプリの問題解説は終了となります。
皆さんはどの様な効率的な作図方法を考えられたでしょうか? オペレーションに正解はありません。自分で一番効率の良く作図できる方法が一番です。今回のトピックを通じて皆さんのスキル向上に少しでもお役に立てたら幸いです。
また機会がありましたら、AUG-JPのWorkShopに遊びに来て頂き、O-1グランプリに挑戦してみて下さい。また新しい問題を用意して皆さんからの挑戦をお待ちしております!
著者について
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