AutoCADでCAD標準仕様機能を利用すると、図面ファイルの画層、文字スタイル、線種、寸法スタイルのプロパティが社内で定めた仕様に準拠しているかどうか確認でき、仕様に適合しないプロパティを修正することもできます。これによって図面の一貫性を保ち、品質を高めることができます。CAD標準仕様機能を利用するには、社内で定めた画層、文字スタイル、線種、寸法スタイルを含むファイルを標準仕様ファイル(.dws)として作成し、その標準仕様ファイルを確認したい図面に関連付けて、標準仕様違反を確認します。標準仕様違反について確認すると、関連付けられた標準仕様ファイルに基づいて、適合しない名前の付いたオブジェクトが存在する、オブジェクトの名前は同じだがプロパティが異なるといった問題を見つけて修正できます。作業中に標準仕様違反が発生した場合に、通知させることもできます。このビデオでは、指定した標準仕様ファイルに基づいて標準仕様違反を確認し、必要に応じて修正しています。